みやびFarm
サラリーマンから転身！ 柔軟なやり方で農業を広めたい
コロナ禍で家族や健康のあり方を見つめ直したことがきっかけになり、2023年7月に就農。兼業農家だった父から1haの土地を受け継ぎ、現在は20haの土地で米や小麦、大豆を育てている。東員町産「コシヒカリ」の玄米を無添加でパックご飯にした「みやびFarm東員米」が看板商品で、東員町の認定特産品として認定されている。
これまでの農業の常識にこだわることなく、柔軟にチャレンジし続けることができるのが強みです。20年間会社員として働いていた経験から、コスト削減や効率化にも重きをおいており、ドローンを活用したスマート農業や、畑状態の田んぼに直接種をまく栽培方法なども積極的に導入しています。学習の一環として、田植え体験やキャリア教育の授業を行なっており、それを通して少しでも農業に興味を持ってくれる子どもが増えたらうれしいですね。子どもたちに、「農業はかっこいい職業だ！」と思ってもらえることが私の目標です。
SDGsへの取り組み
自然の肥料で健康と環境に配慮した米づくり
玄米を無添加でパックにした「みやびFarm東員米」は町のマルシェなどでも人気が高く、オーガニック志向の購入者たちとの交流をヒントに、化成肥料を使わず、堆肥と有機肥料のみでの栽培も始めている。土壌微生物の活動が活性化され、養分循環が促進されることで土地の保水力が上がる効果があり、米を食べる人の健康につながることに加え、環境にやさしい循環型農業の確立にも期待できそうだ。生まれ育った東員町に少しでも貢献できればという想いで、日々の農作業に取り組んでいる。
住所：三重県員弁郡東員町大字鳥取1035-1
電話：090-6615-7714
アクセス：東海環状自動車道東員ICより車で10分
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