「彩り」
皆さんからご投稿いただいた、
身近にある「おみごと!」を感じられるストーリーを紹介します。
先日、はじめて行く飲食店に家族で出かけた時の話です。その飲食店はとても雰囲気が良く、家族で楽しい夕食の時間を過ごすことができました。その時の会話で、子どもに「なぜ大人は仕事をするの?」と聞かれて私は「お金を稼がないと食べていけないからだよ」と答えました。確かにそうですが、仕事というのは我慢しながらやらなければいけない印象を与える答えだなと後から感じました。
少し話が変わりますが「世界は愛でできている」というような言葉をどこかで聞くことがあります。愛は大切だと私も今まで生きてきて感じていますが、言葉で表現するのは難しいなと思います。
ある著名な方のブログに「愛は自分以外の誰かの為に自分の身体、自分の時間、自分の人生、自分の命を捧げる行為です。」と書いてありました。なるほど。この時ふと、先日行った飲食店も私たち家族のために店の方々が身体や時間などを捧げてくれたから家族の幸せな時間が過ごせたのだと気づきました。飲食店だけではなく、世の中の全ての仕事は、全て誰かの幸せのために誰かが捧げている。そしてお金をもらえる仕組みとなっているのが仕事なんだと思いました。
車のラジオでミスターチルドレンの「彩り」という曲が流れた時、すでに偉大なミュージシャンもこのことを表現していたことに感動を覚えました。私たちが生きていて幸せを感じる瞬間は、誰かの愛でできているのだと思います。また「なぜ仕事をするの?」と聞かれたら「みんな愛があるからだよ」と答えようと思います(笑)。
(三重県・ロニーさん)