コスモス畑を満喫！「Toin Cosmos Festa」

おみごと！東員町

豊かな自然に囲まれ、住みよさを実現する東員町。町民の活動一つひとつが、町の魅力UPにつながっています。今回は、東員町の秋の風物詩・コスモス畑の魅力を、イベント情報と共にお届けします。

町外の観光客も訪れるコスモス畑のじゅうたん

秋の東員町の風景といえば、転作田を利用した満開のコスモス畑です。毎年場所を変えて植えられ、例年7月下旬から8月上旬に種まきをし、10月上旬から下旬にかけて見ごろを迎えます。開花時期には、赤・ピンク・白のコスモスが一面に咲き誇り、その数はなんと約200万本。よく晴れた日には鈴鹿山脈との共演が見られるなど、観光客も多く訪れる恒例行事となっています。

東員町を代表する観光地となったコスモス畑の開花時期に合わせ、2017年に始まったのが「コスモスまつり」です。飲食店やワークショップなどブースの数は年々増え、その規模は拡大。しかし、一時は新型コロナウイルス感染症の流行により中止となってしまったことも。そんな時期を乗り越え今年、「Toin Cosmos Festa」と名前を変えて開催されるイベントの裏には、東員町を盛り上げようと奮闘する人々の姿がありました。

「コスモスまつり」の歩み

東員町を盛り上げるべく始まった「コスモスまつり」。歴史を簡単に振り返ってみよう。

「コスモスまつり」は次のステージへ

「コスモスまつり」は、コスモス畑という観光資源を生かそうと、東員町観光振興会「もっとあっぷとういん」のメンバーを中心に立ち上げられました。「もっとあっぷとういん」は東員町のご当地ドリンク・猪名部ジンジャーエールを商品化しており、その売上の一部を運営に活用。地元に還元したいという想いが、「コスモスまつり」開催の背景には隠れていたのです。

初回は19店だったブースが2022年には37店の約2倍に増えたことに加え、キッチンカーの登場や吹奏楽・ダンスチームのパフォーマンスなど、「コスモスまつり」はイベントとして成長。コロナ禍で中止された時期には、開催を望む声が町民から多く上がり、町の恒例イベントとして浸透していたことがわかります。

今年は東員町商工会がその役割を引き継ぎ、「Toin Cosmos Festa」としての開催が決定。東員駅から町役場までの道のりが歩行者天国になることが予定されており、美しいコスモスをより身近に感じながら楽しめること間違いなし。コスモスを通じて町づくりに貢献する皆さんの姿、おみごとです！

猪名部ジンジャーエールの売上金を活用して運営

東員町観光振興会「もっとあっぷとういん」のメンバーが商品化したご当地ドリンク。学問の神様を祀る「猪名部神社」と、応援の意味を込めた「エール」をかけ合わせたネーミングがインパクト大！東員ミュージカルの劇中にも登場するなど、東員町認定特産品として、存在感を放っている。

写真で振り返る「コスモスまつり」

過去に開催した「コスモスまつり」の写真をピックアップ。地元の人気店などによるブースやステージイベントは今年も実施予定で、ますます活気付くことでしょう！

猪名部ジンジャーエールは今年の「Toin Cosmos Festa」でも購入可能！

「Toin Cosmos Festa」開催情報

今年のコスモス畑開催地は三岐鉄道北勢線東員駅前。畑を管理する東員町農業振興部会と商工会が連携し、なんとコスモス畑で迷路も楽しめます。さらに当日は、東員駅から東員町役場までの道が歩行者天国に変身。コスモス畑を眺めながら地元グルメを味わえば、お祭り気分いっぱいに「Toin Cosmos Festa」を満喫できそう！